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NPO関連のニュースを分かりやすく配信します!

18歳以下専用クラファンと中高生団体が提携!若い世代のSDGs参画を目指す

社会課題解決に向け、注目の中学生たちがタッグを組んだ。

 

18歳以下専用クラウドファンディングを展開する株式会社クリスタルロードが、SDGsを活用した課題発見プロセスの開発に取り組む中高生団体Sustainable Gameと提携。SDGsクラウドファンディングのプロジェクトに取り入れ、若い世代の参加を推進する。

 

現在、Crystalroadは18歳以下専用クラウドファンディングサイトをベータ版としてテスト公開しており、ここに掲載されているクラウドファンディングプロジェクトをSDGsの17の目標で分類する。

今回の提携の目的は、SDGsが2030年までに達成する国際目標であることが理由。2030年には、現在の中高生が20代を迎え、社会課題解決の役割を担う世代となる。そうした環境に対応し、SDGs達成を目指すべく、知識や経験を身につけるため今回の提携が進んだ。

CrystalroadにSDGsの視点を入れることで、「SDGsを意識したプロジェクト起案のきっかけとなることを期待している」という。加えて、両団体は、こうした若い世代と企業をつなぎ、資金面、人材面などの援助体制を構築することも考えている。

f:id:npovideos:20190827124247j:plain(右・Crystalroadの加藤路瑛社長と左・Sustainable Gamesの山口由人代表はともに中学生)

 

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18歳以下専用クラウドファンディング「Crystalroad」と中高生団体「Sustainable Game」が提携し、若い世代のSDGs参画を目指す|株式会社クリスタルロードのプレスリリース

アトピー見える化アプリが「キッズデザイン賞」受賞!

アトピー見える化アプリ”のアトピヨが「第13回キッズデザイン賞」を受賞した。

受賞部門は、「子どもたちを産み育てやすいデザイン部門」で、「子育てに関わる人が利用するサービスにおいて、安全かつ楽しく育児に取り組める工夫がなされたもの。また、子育て期の男女が、育児や仕事、地域との交流などに積極的に参加するための新たな発想、工夫、手法があるもの。」として評価された。

 アトピヨは、手や足などの部位の画像を投稿することにより、アトピー症状の記録・共有ができるアプリ。アトピーに悩む患者の早期回復サポートを目指す。

2018年7月のアプリリリース後、3週間で1,000を超えるダウンロードがあり、現在までの平均評価も5点満点評価で4.5と高評価を得ているという。

自身もアレルギー疾患の経験を持つ開発者のRyotaro Ako氏は、「アトピヨは、アプリを通じて(1)症状記録の見える化(2)悩みや症状の共有を可能にし、アトピーっこのママとパパを引き続きサポートしていきます」と抱負を語る。

 

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日本初の“アトピー見える化アプリ”が「第13回キッズデザイン賞」を受賞! 元アトピーのパパが開発した無料iPhoneアプリ「アトピヨ」|アトピヨのプレスリリース

「3.11メモリアルネットワーク」活動紹介イベントを開催

東日本大震災の経験や教訓を伝える活動を展開する、「3.11メモリアルネットワーク」は、9月3日(火)に活動紹介イベントを開催する。

8年半が経過し、東日本大震災への関心が薄れるなか、今後の減災活動につなげるため、被災地の課題やこれまでの伝承活動事例、東北全体の伝承ネットワークの役割を、当事者から報告する。

報告会は、日本たばこ産業株式会社と特定非営利活動法人日本NPOセンターの協力で、9月3日(火)15:00~17:30に開催。ネットワークの共同代表・武田真一氏が「東日本大震災から8年半の視点と伝承の重み」をテーマに登壇するほか、各県の活動事例の紹介、参加者の交流の時間が設けられる。

参加申し込みは、以下のウェブフォームやメールで受け付けている。

3.11メモリアルネットワーク活動報告会 参加申込みフォーム

 

 

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地域を越えて東日本大震災の伝承活動をつなぐ「3.11メモリアルネットワーク」(活動紹介イベント)|特定非営利活動法人 日本NPOセンターのプレスリリース

CAMPFIRE CommunityがBIRTHと「チャレンジ伴走プログラム」を開始

株式会社CAMPFIREは、不動産×コミュニティブランド「BIRTH」を展開する株式会社髙木ビルと提携し、「チャレンジ伴走プログラム」を2019年8月22日開始した。

 

業務提携契約を締結し、コミュニケーションに特化したシェアセッションスペース「BIRTH LAB」を活用しながら、個人や企業、地方自治体の挑戦を最大化することを目的に今回のプログラムを開始した。

「CAMPFIRE」に掲載経験のあるプロジェクトオーナー等に対し、特別価格で「BIRTH LAB」を提供したり、既存のBIRTH LAB会員に対してプロジェクトやコミュニティの掲載・開設サポートをしたりする。

プログラムの内容について、CAMPFIREは以下の4点を説明した。
(1)BIRTH公認のコミュニティマネージャーによるコミュニティ形成支援
(2)コワーキングスペースへのドロップイン/イベント会場の特別価格での利用
(3)コワーキングスペースやイベント会場でのプロダクトの期間限定展示・販売
(4)「CAMPFIRE Community」の開設サポート及びその他当社提供サービスの掲載サポート

 

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CAMPFIRE Community、BIRTHと「チャレンジ伴走プログラム」開始|株式会社CAMPFIREのプレスリリース

難民アシスタント養成講座、2日間連続開催!

認定NPO法人「難民支援協会」は、2019年9月21日・22日に、難民アシスタント養成講座を開催する。

今回で40回目を迎え、これまで約3,000人の修了者を輩出した歴史ある講座。難民の課題に向き合うことが求められる中、市民の担う役割は大きくなっている。「難民アシスタント養成講座は、難民について知り、一緒に考える講座です」と難民支援協会は説明する。

  

難民支援協会によると、「難民アシスタント養成講座」は、団体設立直後の2001年から毎年複数回開催され、今回で40回目を迎える。日本における難民問題の認知啓発・人材育成に取り組んできた。今年は9月21・22日(土・日)、明治大学駿河台キャンパスにて二日間にわたり開催される

 

◆開催概要
日時         2019年9月21, 22日(土・日) 10:00-17:30(予定)
対象         難民問題に関心のある方、2日間参加できる方
*2001年開講以来、学生、会社員、主婦、国連関係者など幅広い層からのご参加をいただいております。修了後は、インターン・ボランティアとして活動に関わったり、留学をしてさらに学びを深めたりと、活躍している方がたくさんいます。
参加費      15,000円(学生10,000円)
場所         明治大学駿河台キャンパス リバティタワー1階 1011教室(東京都千代田区神田駿河台1-1)
応募締切     2019年9月15日(日)
主催         認定NPO法人難民支援協会(JAR)
共催         国際協力人材育成プログラム(明治大学立教大学国際大学

 

講座には、学生から会社員、研究者、ソーシャルワーカーや医療従事者など、幅広い職業の人が参加しており、外国人の受入れという観点から、移民政策について学ぶ講義や難民自身による体験談を聞く時間も設けられる。 

f:id:npovideos:20190822115954j:plain(過去のイベントの様子)

 

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第40回を迎える難民アシスタント養成講座、これまでに約3,000名の修了者を輩出 9月21,22日 (土・日) に2日間連続開催 |認定NPO法人 難民支援協会のプレスリリース

若者のソーシャルアクション!フリー・ザ・チルドレン・ジャパンがイベントを開催

認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパン(以下、FTCJ)は、社会問題を解決するために若者のソーシャルアクションについて考えるイベントを開催する。

【イベント詳細】
タイトル:コンゴ元少年兵が来日!ソーシャルアクションを語ろう!
日時:2019/8/26(月) 16:00-17:30
場所:CAMPFIRE株式会社  
   〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2丁目22-3 渋谷東口ビル5F
費用:無料
会場提供・協力:CAMPFIRE株式会社
プログラム:
16:00-16:10  スピーカー紹介
16:10-16:30  ミシェルさんによる講演
16:30-16:45  グループディスカッション
16:45-17:00  WE Day Japan紹介
17:00-17:30  ネットワーキング(質問および交流)

 

 

FTCJでは、2020年3月20日開催予定のWE Day Japanに向け、全国の12~19歳の若者15名が集まり、映像やデザイン、文章のスキルや発信力を活かし、WE Day Japanユースアンバサダーとして発信活動を行っている。 

今回、WE Dayユースアンバサダーはプレイベントとして、コンゴ民主共和国出身で元子ども兵士のミシェル・チクワニネ氏をゲストに迎え、若者のソーシャルアクションについて考えるイベントを企画。少年兵としての体験から、世界の貧困や紛争に巻き込まれた子どもの現状や、そうした過酷な環境から解放され自立するために必要なことについて語ってもらう。

 

参加申し込みは、以下のページから可能。

WE Day Japanプレイベントコンゴの元少年兵が来日!ソーシャルアクションを語ろう!

 

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コンゴ出身元少年兵が来日! 若者のソーシャルアクションについてのイベントを実施|認定NPO法人フリー・ザ・チルドレン・ジャパンのプレスリリース

ファンドレイジングの観点からみる「吉本からの寄付 返納」

みなさんこんにちは!NPO Videosの佐野です。

 

私は、ファンドレイジング協会が認定する、「准認定ファンドレイザー 」の資格を取得しているのですが、おととい16日に出てきた、吉本興業の寄付金に関するニュースが、ファンドレイジングの観点で注目だなと思い、取り上げたいと思います。

 

まず、ニュースの概要は、以下のとおりです。かなり簡略化しています。

吉本興業所属のお笑い芸人が、事務所の許可なく、第三者の会合に出席。その場で芸を見せて、ギャラ(お金)をもらっていた。その会合は、反社会的勢力による会合だった。

吉本興業は、その芸人たちを謹慎や契約解消。

・こうした問題の反省の意味で、吉本興業は、消費者被害の未然防止・拡大防止・被害回復を目的に活動する「消費者機構日本」に150万円を寄付。

・その後、吉本興業が所属タレントに対し、消費者契約法に違反しうる行為を行っていたことが判明。

消費者機構日本は、寄付金を吉本興業に返納。

 

 

 

この消費者機構日本さんの対応は、ファンドレイジング的に言うと、必ずやらなくてはならなかった対応でした。

消費者機構日本さんの活動目的は、消費者を守ることですから、消費者の利益に反する行為を行う人や企業はまさに戦う相手で、支援を受けることは不適当となります。また、これを放置すれば、次に寄付してくれる人が言っていることとやっていることが違う、と考えて離れていってしまうことも予想されます。

逆に言えば、こうした迅速な行動が取れたことで、信頼を増し、支援が継続されるとも言えるのです。

 

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編集長  佐野泰裕